相手を押しのける?

27723166093_f139aa623d_kこんにちは

合氣道でいつでも前向き、
明るく楽しくなれる
道場をやっている
木下淳人(きのした あつひと)です。

合氣道の稽古で呼吸動作と呼ばれる
一風変った稽古があります。

まずこの形の説明からしますと

相手の人とお互いの膝がくっつく位
近くに座って
正坐をして向かい合わせに坐ります。

それで一方が両手を前に出します。
もう一方の方は、
その前に出された両手の手首を
しっかり持ちます。

これで形は完成です。

それで最初に手を出した方が
前に進んで目の前の相手を
倒すというものです。

でも手首を持ってる相手が
しっかり持つと、

その相手を倒すどころか、
なかなか前に出ることすら
できません。

よっぽど力の差があれば
そのまま力ずくで
なぎ倒すことも
できるんでしょうけれども

同じ位の体力同志でやると
まず相手が後に
体制を崩す事はないです。

ここであなたはどう考えますか?

今の力では押し倒せなかったから
さらに力を入れて押してみる。

するとどうでしょう?

相手はさらに力を出して抑えにきます。
なので結果は同じ
相手が後ろに倒れることありません。

自分で目の前の相手を

何とかしてやろう

などと思うと
思った瞬間に
相手は

そうされてたまるか

と瞬時に力を入れて
押さえつけてきます。

これは人間である限り
どんな人でもそのような反応になります。

なので前に出れない。

力ずくで
相手を自分の思う通りにしよう
としても相手は言うことを聞かない

ということがわかれば
この稽古の大きな意味の1つが
理解できたことになります。

ではどうすればいいでしょうか?

やり方はたくさんあります。
今日ご紹介するやり方は

目の前の相手を相手にしないこと

???

相手にしないといっても
現実、自分の両手首はしっかりと
相手に持たれています。

その現実は変わりません。

ただ
相手を押しのけるとか
倒そうという気持ちを
こちらが1ミリも起こさないこと。

それで稽古している場所は道場ですから
必ず相手の背後にば壁がありますよね。

その壁に自分の手でタッチする

って決めるんです。
それでタッチしてみてください。

いとも簡単に
こちらの手を
しっかり持ったまま

相手はうしろに
ひっくり返ってしまいます。

ほんとに簡単ですよ。

でも
なんでそんなことが起こるかというと、
まず

相手を相手にしなかったからです

相手の人を倒そうとかやっつけようとか
一切思ってないです。

その代わりに相手の背後にある
壁にタッチしたんです。

自分が壁にタッチするという
動作に対して

相手は抵抗する理由がありません

なので
ゴロンと転がってしまうわけです。

相手を押しのけようとか
倒そうと思うと
相手は強い反発をします。

でも自分が決めたこと(相手を〇〇じゃない。今回は後ろの壁にタッチ)を
すれば相手の嫌がることでなければ
反発もされないで
しかも前に進むことができるんです。

呼吸動作は決して相手を
押しのけたとか
倒したとかを
競うものではありません。

相手を相手にしないで

自分の決めた道を進めば
道は簡単に開けますよ

ってことを
学ぶためにやるもんですよ。

 

追伸

呼吸動作という名称ですが、
呼吸は実際の息を吐いたり吸ったりを
表しているものではありません。

呼吸とは

例えば大繩縄跳びで縄が回っているとき
その縄に入る瞬間

今だ

って入るでしょ。
この感じです。

決めたら迷わず

今だ

って前に出るんです。
なので呼吸動作って
名前がついています(^_-)-☆

 

 

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