メッタ打ちにされました(*_*) ②

坊さんが木魚を叩くように
バカバカと叩かれまくりました。

そういえばこのおっちゃんの頭も坊さんやん。
それにしても一撃、一撃が
もし身体に当たれば肉は裂け
骨までも断ち切れるがごとくの強烈な一撃。

さらに
そのおっちゃんはいいます。

今度はアンタが打ってごらん。
ワシがよけるさかいに

ヨーシ
さっき、よけるのはできなかったけど
打つ方なら何とかなる。

って
根拠のない自信が私にみなぎります。

上段に構えた状態で心をしずめます。

そのおっちゃんが無造作に
剣を差し出して言います。

いつでもええよん♡

今だっ!

私の剣がうなりをあげて振り下ろされます。

ビュン

・・・

スカッ

そのおっちゃんどうって避けたのか、
私が振り下ろした剣はむなしく空振りします。

 

もう一回。
先ほどと同じように上段に構えた私は
心を1/2、1/2・・・と
微細にしずめ
極小になり無限小に鎮めきったとき
剣を振り下ろします。

ビュン

・・・

スカッ

すでにおっちゃんの出していて
さっきまでそこにあった剣は
なくなっています。

もう一回、

ビュン、

スカッ

・・・

完敗”(-“”-)”

・・・

とてつもなくレベルの差が
あることだけはわかりました。

 

当時の私は
心身統一合氣道会で四段を
允可されていて、
しかもプロの指導員でもありました。

氣のことはわかっているハズ・・・

相手の氣が動いてから身体を動くので
本当なら剣で打たれるハズがないのに
メッタ打ちの目に遭い、

今度は逆の立場になってやると
私の剣がかすりもしない。

 

おっちゃんは言います

相手の身体が動いてから
こちらが動くんはなんていうか知ってはる?

事後処理。

そう事後処理やね。
それはド素人の動きや。

じゃ相手の氣が動いてから動くんは?

・・・

???

あれ、わからへんの?
それも事後処理やん。

はっ!
そう言われてみればそのとおりだ。
氣が動いてからこちらが動くのは
事後処理じゃん。

身体が動いたり心が動いたりしたのんを
見てから動くんは事後処理。
どっちもあんまり変わらへんやん。

ワシがやっとんのは事前処理♡ 

なぬ?
事前処理??

そんなことができるんか

って
できるから私の剣はバカバカ叩かれるし、
逆に剣を完全に見切ってよけてたんだ。

 

 

 

メッタ打ちにされました(*_*)

合氣道では氣を特に稽古します。
技の形が同じでも氣がない動きは合氣道ではないし、
そもそも氣の稽古をしていないものは
合氣道とは言えません。

氣とは心の動きとも言えます。

剣や杖などの武器を操るときは
特にこの氣が大事になります。

氣剣一致、氣杖一致などということばもあり
文字通り
氣と剣、氣と杖が一体となっている状態で
初めてその真価を発揮できるのです。

合氣道は人に見せるものではありませんが、
日ごろ行ってる稽古が正しいか否かを
公正に判断できる場所がありました。

年に1回開催されている大会です。
これは演武会ではなく競技大会です。
なので順位を決めます。

金賞、銀賞、銅賞、4位、5位、6位、

一番優秀なのを
なぜか優勝と言わず金賞と言っていましたが、
4位、5位、6位と上位3位から下を
「位」をつけていましたので
競技といっていいでしょう。

4年に一度オリンピックと同じ年に
世界大会もありました。

私は2度の世界大会も含め
都合6度出場しています。
結果は最初は入賞なし、
最初の世界大会で銀、翌年全日本で銀、
次も銀、その翌年ようやく金、世界大会で金

これで氣のこともようやくできるようになった
って思っていました

・・・

とある場所で私は木刀を構えています。
男は言います。

「ちょっと木刀振ってみて」

私が特に時間を費やして稽古をして
自信があったのが剣です。

私は自信満々で構えた状態から剣を振ります。
ヒュンを空気を切り裂く音がしました。

男は

「フゥ~ン」

と言います。

「じゃ剣を構えて」

といわれるので
私は男と迎え合わせになり剣を構えて対峙しました。

男は言います。

「じゃワシが剣を振ってあんたの剣を叩くから
あんたはそれを避けてね♡」

これって私が得意としていたのじゃん
って私は心の中でほくそ笑みます。

合氣道でさんざん稽古してきた
相手の氣が動いてから身体(この場合は剣)が動く

相手の氣を見切ることができたら
完全にその攻撃は外すことができる。
この人恥かいちゃうよ。

「さあ、いくよん」

って男が言います。

いつでもどうぞ。

 

バカーン 

 

えっ!

もう一回いくよん

どうぞ

 

バカーン 

 

あっ!

もう一回ね

 

バカーン 

 

・・・!

そのたびに破裂音とともに
私の木刀は叩き落とされます。

完全に間合いを取った状態からの
攻撃をかわすことができない。
というか

かわすどころか
全く反応ができないのです。

要は滅多打ちにあったわけです。

合氣道の道場ではありえない。
私のプライドも何も木っ端みじんに
吹き飛ばされた瞬間でした。

それまでの私は合氣道こそ最高だって
思ってその稽古を積んできました。
その結果が前記の大会の記録です。

それが何も通用しなかった。

もし木刀でなくて身体を叩かれていたら
私は滅多打ちの目に遭っていました。

真剣による立ち合いなら
斬り殺されていたことになります。

今までの合氣道がまるで通用しない。

この男 何者?

私が氣以上の世界があることを
体験した瞬間でもあるのです。

 

アンタッチャブルの男

柳生但馬守宗矩(徳川将軍家御指南役)がビビった男がいた!?

時は江戸初期
柳生但馬守宗矩がある男の剣術を
一見したい所望した。

その男は承諾し
独り柳生の家に出向き
但馬守に相手をと申し出たが

但馬は息子の十兵衛三巌に
相手をするように言いつける。

十兵衛その相手と対峙しただけで
自ら木刀を捨て

「〇〇殿の術は水月の如し、
我が太刀の打ち出すべき処がない」

次に柳生兵庫が立ち向かおうとすると
〇〇はそれを差し止めて

「但馬殿のお言葉は、拙者の剣術を御一見の上で
仕合をされようとの御了見ではない、
御一同の方々や門人衆の術の深浅を
試してくれよとのご依頼であるう。

しからば

一人試むるも大勢一度に試むるも
同じでござる。
故に各々方、三人でも、五人でも
一度にかかって遠慮なく拙者をお打ちくだされ。

左様いたさば拙者の術の程も各々方にわかり、
各々方の技の程も拙者において
一目瞭然となる次第でござる」

早い話が
ザコはまとめてかかってこい

って

これを聞いて気分が良いハズもない、
プライドを痛く傷つけられた
柳生兵庫と門下の木村助九郎、村田与三、出渕平八の
四人が進み出て、

〇〇の前後左右よりかかり
折よくば〇〇を打ち殺さんとする気色がある。

そのとき〇〇の妙術のただならぬ事を
見て取った宗矩と十兵衛は

〇〇の見えざる攻撃の目標が
兵庫に覆いかぶさるのを感知した。

このままでは兵庫は殺される恐れがある、

そこで宗矩と十兵衛は同時に叫んだ。

「待て兵庫!
門人達は格別に気合を入れてかかれ。
しかし兵庫は控えて〇〇殿の術を見よ!」

かくて三人の門弟が
〇〇の前と左右より向かった。
誠に不思議な事が次に起った。

正面からかかっていた助九郎は、
見えざる影のように忍び寄った
〇〇に瞬時に木刀を奪われ、

アっという間に丸腰にされてしまった。

〇〇は奪い取った木刀で、
左からかかった村田与三が打ち出そうとする
両手を未発に抑えて働かせず、

この〇〇を右後ろより打たんと
上段から振り下ろした出渕平八の木刀の下を
くぐって平八の両手を抑え、

今一度打たんとする〇〇に重なるように
後ろに廻った与三は、

〇〇めがけて振り下ろした平八の木刀に
したたかに打たれ、

後ろに気絶してしまった。

平八の狙い定めた攻撃は〇〇には
かすりもしなかったのである。

人々は驚いて与三を介抱する中で
〇〇笑って

「村田氏は思わぬお怪我をなされたな。
しかし味方打ち故、拙者の不調法とも申されぬ」

その後、
宗矩が門人たちに質ねたところ、
門人たち曰く

「〇〇先生の致し方、
ただを切り雲を掴むが如くでございます。
たまたま木刀に当たりますると
跳ね返されて持たえられませぬ。

名人というのがあれでございましょう。
でなければ世にいう
魔法使いと申すよりほかはございませぬ」

この男の名を小野次郎右衛門忠明という

後日、十兵衛三巌は忠明の妙術に感心し、
村田与三とともに密かに忠明の道場を訪ねて

「願わくば、我が足らざる所をご教示くだされ」

忠明は喜んでその術を授け、
両名それより初めて技が精妙の域に達したという。

 

この術を現代において再現できて
しかもそのやり方まで教われたとしたら

・・・

あなたは教わりたいと思いませんか?

 

 

一瞬で本能的に見分けられるんです(^^♪

あなたは何キロぐらいのものを
持ち上げることができますか?

ベンチプレスで100キロ、150キロ?
スクワットで300キロ?

当会にはスクワットをフリーウエイトで
300キロの重さできる人がいます。

すごいですね~

でもそんな力持ちでも
自分を持ち上げることはできません。

???

300キロを持ち上げるんだから
自分の体重位持ち上げるの簡単だろ

って普通は思われます。
あなたも自分を持ち上げることができないんですよ。
簡単に確認できますからやってみませんか?

まず立ってください。

それから屈んで
自分の足首を左右とも
それぞれ左手と右手で掴んでください。

準備OKです。

それじゃいきますよ。
せーの で持ち上げましょう。

さあ どうです?

持ち上がりますか?

あれ?上がんない。

もっと力入れて
せーの 持ち上げて!!

・・・

無理っていうかアホか!
そんなもん上がるわけないだろ!

そうですね。
上がんないですね。

これが確認できると
今度は自分以外の人が自分を持ち上げに来ても
上がらなくなります。

他人が上げてくるって思うと
そのまま上げられてしまいます。

上げてくる人と一体になって♡

そう思えばいいんです。
他人じゃない自分の一部だって思うんです。

そう思うだけで

アラ不思議、

微動だにしなくなります。

相手の人はウンウンいって上げてきています。
でも全く上がんない。

自分で自分の足首を持って上げてる
みたいな感じなんです。

物の場合はそうはいきません。
上げる対象が人間の場合のみ
このような不思議な現象が起こります。

やり方は簡単。

自分が相手と一体となった

って思うだけ。
相手の人がどう思っているかは
関係ありません。

自分がそう思うこと。

持ち上げられないってことは
投げられないってことですね。

また上げられてたまるか

って思うと途端に反発して
引っこ抜かれるように上げられてしまいます。

反発するとその逆の作用が起こるんです。

これって人間関係にも活かせますよ。
反発し合ってやりにくくするのか?
相手と一緒に物事に対処するか?

あなたはどっちを道を選びますか?

 

 

 

「気をつけ」の姿勢は間違えである

7月20日(木)日吉道場
私は最近日吉道場まで自転車で行っています。

以前は車で行っていたのですが、
車で行くと
まず行くまでに渋滞しています。
稽古開始が夕方からなので仕方がないのですが、
それから駐車場に止めている間は
当然駐車場代がかかっていました。

それに対して自転車だと渋滞知らず
とっても快適・・・
太陽の日差し以外は・・・
駐車場代もかかりません(道場に専用の駐輪場がある)

小学校は今日まで明日から夏休みですね。
早速、田舎に帰った子、
骨折した子(合氣道でじゃないです。サッカーしててボキっ)から
連絡を受けていたので
今日の稽古どうかな~と思っていましたが、
来てくれましたね。
ありがとう。

今日の稽古は姿勢の確認から行いました。
普段学校でやらされている
「気をつけ」

Wikipediaには以下のようにありました。

「気をつけ」の姿勢をとるには以下のように身体を動かす[1]

  1. 両足のをつける
  2. つま先を少し開く
  3. をつけて伸ばす
  4. を伸ばす
  5. を張る
  6. あごを引く[2]
  7. を閉じる
  8. 真っ直ぐ前を見る
  9. を伸ばす
  10. 手の指を揃えの外側につける

その姿勢で立ってもらって
その人の胸を前から後ろに向かって
軽く押してみます。
ほんとに軽く押します。

そうすると直立不動のまま
後ろに倒れそうになります。

???

よわっ(*_*)!!

「気をつけ」って本当に弱いです。
こんな立ち方では役に立ちません。

断言します一般的に行われている
「気をつけ」の立ち方は
間違いも間違い大間違いです。

こんな立ち方は即刻廃止すべきでしょうね。

 

では正しい立ち方とは
どう立てばいいか?

とっても簡単。

その場でジャンプしてください。
楽に、そうすると着地するときは
つま先から着地しますね。

2,3回ジャンプしたらフワっと着地します。
そのとき軽く膝は曲がっていますね。
その膝をスッと伸ばしたら
正しい立ち方完成です。

膝を伸ばしたとき
力なんか入れちゃダメですよ。

その状態のとき
先ほどと同じように胸を押してみてください。

ビクともしないんです。

これが正しい立ち方です。
そしてその状態で動くのが
合氣道眞伝会の合氣道です。
この状態だと素早く動くことができます。

間違っても「気をつけ」のままじゃ動けないでしょ。

技は短刀取り胸突き小手返しをやりました。
相手が短刀(刃物)で突いてくるんです。

その場合は
鍛えた腹筋なんて全く役に立ちません。

かわした方がいいに決まってます。
かわすと同時に相手の手首を取って
小手返しで投げます。

正しく投げていれば
自然に相手の短刀が自分の手のひらに入っています。

この技では相手から短刀を取り上げようって
思ってやるとうまくいきません。

正確に技を行えば
短刀は取れるようになっていますよ(^◇^)

 

 

つかみかかってきても、ナイフを持って斬りかかってきても・・・大丈夫!?になりたい(-。-)y-゜゜゜

7月19日(水)センター南道場 
肩取り二教
をやりました。

二教(にきょう)?

準備体操でもやりますが
手首を持って下から上にあげて
手首を柔らかくする体操です。

これを相手の人の手でやると
即技になります。

合氣道では準備体操を行いますが、
立って行う体操はほぼすべて
相手にかけるとそのまま技になります。

なので独りで行う体操ですが
別名独り技とも言います。

肩取り二教は相手がこちらの
胸倉をつかんできたとき
その手を払い返して
二教に極めるという技です。

動作はことばで説明するより
映像で見た方がわかりやすいですね。
動きを知りたいなぁと
思ったあなたはコチラを➡クリックしてください。

審査の項目で3級(紫帯)になるときに行う技です。
見た目は地味ですが、
派手な技より数段効きます
・・・
痛いです。

慣れてくれば
技が極まると一瞬で相手が落ちていきます。

なのでくれぐれも悪用厳禁でお願いします。

それから短刀取りも行いましたね。
短刀取りとは
相手が短刀(ナイフ、包丁のような長さの刃物)を
持って攻撃してきた場合の対処方法を学びます。

今日は横面打ち呼吸投げ切り返しという
シブイ技をやりました。

相手が刃物で自分の顔面を
斜め上から斬りかかってきます。

その刃物を一瞬に取り上げる技です。

短刀といってももちろん本物ではありません。
木製のものです。
ですが樫でできているので
やり損なうとそこそこ痛いです(*_*)

この短刀取りのような稽古は
一般的に他の武道では行いません。

合氣道ではこのような武器を使用して
攻撃してくる相手の制止方を学ぶことができるのです。

しかも楽しくね(^◇^)